輪島市鹿磯海岸における隆起海底地形の掘削調査

理工研究域地球社会基盤学系 
由比 政年 教授

 6月3日、4日、5日の3日間、理工研究域地球社会基盤学系の由比政年教授は、楳田真也教授、二宮順一准教授、遠藤徳孝准教授、本学自然科学研究科の大学院生らおよび他大学等の研究者と共に、輪島市門前町の鹿磯海岸において、令和6年元日の能登半島地震時に隆起した海底地形の合同掘削調査を行いました。

 本掘削調査により、これまで、水面下でその様相を直接観察することが極めて困難であった、海底地形層序の岸沖方向、沿岸方向の変化を、広い範囲で解析できるようになりました。

 なお、今回の掘削調査の様子は、石川県のテレビ局で報道され、これまでに27万回以上視聴されています(2024年10月現在)。

【参考】“地震で最大4mほど隆起「海底地形の成り立ち探れる」輪島の海岸で金沢大等のグループが世界初の研究開始(2024年6月6日放送)”

URL:https://www.youtube.com/watch?v=JE_xXbkBL3k

写真1:隆起前は海底にあった地形断面の様子(6月5日撮影)

写真2:掘削の状況(6月3日撮影)

【研究者情報】
理工研究域地球社会基盤学系 由比 政年 教授