奥能登地域での災害ボランティア活動と支援者の輪の拡大
人間社会研究域経済学系経営学系
原田 魁成 講師
ボランティア
被災地支援・被災者支援
人間社会研究域経済学経営学系の原田魁成講師は、令和6年能登半島地震発生以降、自ら顧問を務める学生課外活動団体である金沢大学ボランティアさぽーとステーションとともに、避難者の方への炊き出し支援や1.5次避難所での生活支援、街頭募金の呼びかけ、2次避難所生活者の方への傾聴活動や被災地での災害ボランティア活動などを続けています。
4月以降には能登町(町内個人宅)や輪島市(重蔵神社及び市内個人宅)での支援活動も開始し、金沢大学内の研究グループ(融合研究域融合科学系川澄厚志准教授らの研究班)や石川県内の他大学ら(金沢工業大、北陸大など)とも合同で活動を行いました。
現在ボランティアを取りまとめる現地の社会福祉協議会から、ボランティア不足に伴う人員派遣の要請を受け、石川県および金沢大学内・学外の関係者らを中心に支援者の輪を積極的に拡大させ、一丸となって被災地および被災者の方への継続的な支援が実施可能な体制構築に尽力しています。
今後は、引き続き被災地での災害ボランティアの派遣を継続するとともに、石川県や現地の社会福祉協議会などと連携しながら、被災地で生活される被災者の方々の支援(傾聴ボランティアやレクリエーション活動など)や能登の農林水産資源や観光・文化資源の復旧・復興に関わる支援なども行いたいと考えています。
写真1:個人宅における家財の解体作業
(能登町内の個人宅にて、4月20日撮影)
写真2:金沢大学・金沢工業大学・北陸大学の学生及び教員らの集合写真
(輪島市災害たすけあいセンター前にて、5月11日撮影)
【研究者情報】
人間社会研究域経済学系経営学系 原田 魁成 講師