復興支援人員の個人防護に関する指導と被災地域における健康調査

医薬保健研究域医学系
所 正治 教授

健康調査
復興支援
感染症

 医薬保健研究域医学系の所正治教授は、令和6年能登半島地震による災害後の避難施設における感染症まん延実態の評価および研究、さらに、復興支援人員の個人防護に関する指導などにあたっています。

 主に、感染症発生動向調査などによる定点報告を継続的に評価し、現地での感染症の発生およびまん延状況を注視しています。

 また、7月からは志賀町プロジェクトなどをベースとした健診による住民調査が開始され、歯周病のリスクに着目した口腔内衛生の観点での評価を担当しています。

 そのほか、復興支援に参加される人員における2次災害を予防すべく、指導VOD(※1)「震災復興支援作業における個人防護の注意点-粉じん・衛生動物刺咬症のリスク」(※2)などを作成し、県・大学に提供し,ボランティア教育などに活用いただいています。

 ※1:  VODとは、Video On Demand の略で、動画配信サービスのこと。

 ※2:「震災復興支援作業における個人防護の注意点-粉じん・衛生動物刺咬症のリスク」
             URL:https://youtu.be/Pmr9wUZqPmE

 

 

 

【研究者情報】
 医薬保健研究域 医学系 所 正治 教授