復興支援における学生活動拠点の調査

融合研究域融合科学系
松島 大輔 教授

定住型支援
文化的基礎の再興
能登学生拠点

 5月14日,融合研究域融合科学系の松島大輔教授は,七尾市において,七尾市が管理する古民家である旧飯田家(加賀藩の肝煎役の邸宅)の利活用について視察を行いました。

 震災の影響で一部が破損していますが,建物構造上の問題は無く,内装を整備すれば利用可能であることが分かりました。また,七尾市の担当職員へのヒアリングの結果,旧飯田家については現在利用用途がないため,現状維持以上の整備予算を確保していないことが分かりました。そこで,この旧飯田家の活用方法として,現在七尾市内で不足しているボランティア等の参加者が宿泊滞在出来る拠点としての整備を提案しています。本学の学生ボランティアが七尾市やさらに先の能登半島諸地域で活動するための拠点として旧飯田家を整備することで,金沢大学と七尾市間の学生の往来が活性化すると考えられます。今後も,七尾市と話し合いを進めていく予定です。

 

 

旧飯田家内部の様子

 

 

【研究者情報】
 融合研究域融合科学系 松島 大輔 教授